勇者の悩み


とある部族の中の、最強の勇者である男が、ある日、日頃から悩み続けてきたある疑問を解消しようと、父親のところへ行き、部族のみんなの名前は、どのようにして決められたのか、と尋ねた。
しかし父親は、「産まれた子の名前を決めるのは、酋長の役目なんだ」としか答えてくれなかった。

そこで、今度は酋長のテントに行った。
中に入ることを許され、勇者は酋長を前に同じ質問をした。
酋長は答えてくれた。

「赤ん坊が産まれそうになると、わしは自分のテントに入る。そして、赤ん坊が産まれると、テントから出る。その時、最初に見えたものをその子の名前に決めるんじゃ。
『サンライズ』とか、『イエロームーン』とかな。でも一体どうしてそんなことを聞くんだ、
ツードックファック?」


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